2020年10月31日土曜日

アルテミスステークス展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 前半ある程度流れて、一旦落ち着きつつ→しっかりと加速する展開。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎オレンジフィズ

過去のラップタイム

2019 12.8-11.5-12.0-12.1-12.2-11.4-11.0-11.3
2018 12.3-10.4-11.2-12.3-12.5-11.8-11.4-11.8
2017 12.4-11.2-11.8-12.1-12.3-11.4-11.5-12.2
2016 12.6-11.4-12.3-12.5-12.2-11.5-11.7-11.3
2015 12.5-11.3-11.1-12.4-12.6-11.9-11.1-11.2
2014 12.5-11.5-11.8-11.8-12.2-11.7-11.2-11.7
2013 12.3-11.1-11.8-12.5-12.8-11.9-11.2-11.6
2012 12.5-10.5-11.5-12.1-12.3-11.6-11.6-11.7

過去8年の平均ラップタイム
12.49-11.11-11.69-12.23-12.39-11.65-11.34-11.60
1.34.49



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速い流れで、道中はしっかり
落ち着く展開、そこから勝負所で大きく加速して、上がりが速くなる。

それなりに引っ張られる形からの、溜め→切れ勝負…というのがここでは基本。
したがって、一定の持久力を備えていることを前提にして、このコースらしく、
素直に「性能」を重視したいイメージ。

またここはやはり、本番を見据えつつ"見るレース"だと言えるが、その視点から
言うと、阪神JFと同様に"スケール感"が重要になるはずで、外を回しつつ突き
抜けるなどのパフォーマンスを示した馬に関しては、当然本番でも注目したい。


好走する条件
・一定の持久力&切れがあること



予想


◎オレンジフィズ
数字的な水準としてはまだまだだが、馬体はしっかりとしているイメージだし、
反応も良さそう。シンプルに、いい馬に見える。
デアリングタクトと同じエピファネイア×キングカメハメハ。切れ方向の舞台で
前進を示す可能性はあっていいし、印象としては控えても問題はなさそう。
他の上位評価馬は全て一定以上の地力を示している中で、ゆったりしたレースを
1戦経験しているだけなので、イレギュラーな選択になるが、ここは思い切って
推してみたい。まぁ、勘違いなら仕方がない。

○ソダシ
札幌2歳Sは、厳しい展開の中で、ある程度好位の外から、自身も高い水準の
ラップを踏みつつ→押し通した強い内容。その地力は当然認められる。
この舞台に対しては、持続力の方に寄り過ぎかも…というのはあるが、前に圧を
掛けることは出来るし、終いの惰性も効くタイプ。
アエロリット的なレースで→粘り込む可能性は十分にあって良さそう。

▲ククナ
ある程度引っ張られる形の新馬戦で一定の地力を示しつつ、前走では少し落ち
着いた流れの中で高い性能を発揮。両者の合わせ技で、ここでは上位に扱える。
馬体的なところで、もう1つスケール感があれば…というのはあるが、適性で
一応他とは差をつけられそうだし、好走の可能性はしっかり考えたい。

注テンハッピーローズ
前走は、完璧なコース取りだった勝ち馬に対して、こちらは大外を回した内容。
とりあえずはその分の負けという印象にはなるし、自身が道中~上がりで示した
パフォーマンスも高く、地力では普通に上位に扱える。
後半あと1つ上げ切れるか?というのは少しあるが、注目はしておきたい。

△モリノカンナチャン
新馬戦は、バスラットレオンに完敗という結果ではあるが、相手と比較すると
かなり距離を走った内容だったし、自身としては一定の決め手を示した扱い。
そこから2戦目では、厳しい展開を粘り込んで地力を示しているし、そららの
合わせ技で十分上位には扱える。人気は甘いし、注目はしてみたい存在。

△ウインアグライア
前走は、縦長の展開に引っ張られる形で、自身は道中を高い水準で進めつつ→
上がりをまとめての勝利。地力では普通に上位扱い。
東京の切れ勝負でデビュー勝ちしている馬だが、加速自体は一息に見える点で、
評価はここまでに止めるが、相手にはやはり考えておきたい。

△ユーバーレーベン
前走は、厳しい展開の中で、道中押し上げる内容。自身の踏んだ水準はかなり
高く、それでいて直線でももう一脚…と、強い競馬だった。
いかにもゴールドシップ的なその力を、この舞台で活かし切れるのか?という
点で、評価としては今回は控えるが、地力的に当然相手には。

△ヴァーチャリティ
前走は、締まった展開の中で、積極的な競馬から→直線も押し通した内容。
そのパフォーマンスは単純に高く、ここでも普通に上位に扱える。
少し持続力の方に寄っている印象なので、この舞台で前進とはいかないかも知れ
ないが、一応相手にはピックアップしておきたい。(鞍上の暴走がなければ)



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