2020年10月11日日曜日

京都大賞典展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 前半である程度引っ張られつつ→仕掛け早の上がり勝負という展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が必要。
  • 予想◎ステイフーリッシュ

過去のラップタイム

2019 12.9-11.0-11.5-12.1-12.2-12.2-12.3-12.4-11.7-11.6-11.5-12.1
2018 12.9-11.1-11.7-12.7-12.8-12.3-12.2-12.6-12.0-12.1-11.2-11.8
2017 12.9-11.0-11.7-12.2-12.1-12.1-12.4-12.5-11.7-11.5-11.4-11.5
2016 12.7-11.5-12.0-13.0-12.8-12.2-12.7-13.0-11.9-11.1-11.1-11.5
2015 12.8-11.0-11.5-12.6-12.6-12.5-12.8-12.9-11.9-11.1-10.9-11.0
2014 12.6-12.2-11.5-12.0-12.4-11.9-12.0-12.5-12.0-11.7-11.6-11.8
2013 12.9-11.6-11.6-12.7-12.6-12.4-11.7-11.4-11.1-11.6-11.3-12.0
2012 12.6-11.0-11.2-12.5-12.2-11.7-12.3-12.5-12.1-11.4-11.6-12.3
2011 12.8-11.0-11.8-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-11.8-11.1-11.4-11.3
2010 12.6-10.5-11.0-11.6-12.0-12.0-12.7-13.2-12.6-11.9-12.9-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.77-11.19-11.55-12.41-12.43-12.16-12.39-12.55-11.88-11.51-11.49-11.73
2.24.06



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、スタート直後は少し速いくらいの流れで入って、道中は
形としては一旦少し落ち着いて、3コーナーの下り坂からレースが動く展開。

前半で極端に引っ張られて→上がりが止まったケースもあるが、ここは基本的に
上がりが速く、最後までラップがあまり落ちない展開になることが多い。

そうなれば、しっかりした決め手を発揮できるタイプ…と考えたくなるのだが、
実際には道中が極端に緩む訳でもないし、むしろ速い上がりを使うために、前半
~道中で如何に無駄な脚を使わずに走れるか?が重要。結局は、持久力の高さが
問われることになる。

またこのコースだけに、上がりの仕掛けはやはり早くなりやすく、当然末脚の
持続力が必要で、脚質的にも、先行馬は最初の直線で脚を使っている…という点
から、基本的には差し馬有利…と言えそう。


好走の条件
・一定の持久力&末脚の持続力を持っていること



予想

土曜は、不良発表からのスタートではあったが、雨が上がって徐々に回復。
メインのオパールSが重でも1分8秒6ならば、晴れる予報の日曜は、さらに
回復して、それなりの時計は出そう。

左右で言えば、外差しが決まったレースもあるものの、極端なロスをせずに
→上がりをまとめる形が基本だったし、(回復途上の馬場…という部分でも)
内寄り&それなりに流れに乗る…という方向で、今回は考えてみたい。

◎ステイフーリッシュ
2400mは神戸新聞杯以来になるが、道中長くゆったり→後半は長い脚を使う形
…というところで、得意の2200mと極端に適性はズレない。こなせるはず。
地力の部分では、ここは特別なG1級がいるので、ねじ伏せられる可能性もある
のだが、それらにも不安要素があるし、休み明けの馬が当然多くなっている。
その中で、オールカマーを使って→ここも使う…という意気込み。
枠もいい所に入っているし、評価はしたくなる。(大体いつも評価しているが)

○ダンビュライト
昨年2着。一定の地力は示していながらも、上げ切れないところがある馬で、
ここはその手のタイプがハマる舞台。
再度キセキに突っ掛けられる形だと厳しくなるかも知れないが、それをされた
天皇賞でもラスト1F辺りまでは結構粘りを見せていた。
(相手が後ろからなら)メンバー的には単騎&マイペースで行けそうな雰囲気
だし、残る可能性は考えたい。

▲キセキ
今回は前後どちらを選択するのか?そもそもゲートは出るのか?
このレベルの馬で、まずはそれを考えなければいけない…というのがツラい。
好位で上手く折り合いをつけられるのなら普通に勝つだろうが、出遅れて後方
から→外を回してくるのなら、さすがに不安。(道悪が残るのならともかく)
完勝もあり得るが…、スタートしてみなければ…というのは結局あって、評価
としてはこのあたりに止めておく。

注キングオブコージ
目黒記念は、前半は完全に受け流した格好だが、道中をかなり高い水準で進め
つつ→上がりをしっかりとまとめての勝利。とりあえず、地力の裏付けという
部分では、それまでとは一線を画した内容で、ここでも普通に上位に扱えるし、
方向性としても粘り強い末脚が持ち味の馬。はまっていいはず。
大外枠という部分で推し切れなくなったが、(もちろん間隔は空くが)今の状態
ならば格好はつけて来そうな雰囲気。やはり上位には。

△パフォーマプロミス
前走は、内から→直線だけ持ち出した形の好騎乗だったが、骨折休養明けながら
いきなりの重賞制覇。当然評価はしておきたいところだし、元々京都外回りでは
結果を出している馬で、適性は当然高い。
外枠がどうか?というところで、扱いとしては結局ここまでだが、前半で上手く
ポジションを確保できるのなら、好走も十分あっていいはず。

△グローリーヴェイズ
昨年の天皇賞&香港ヴァーズのパフォーマンスで考えれば、力は当然上位だし、
適性的にも、この舞台にはハマっていいタイプ。
ただし宝塚記念は、馬場の影響もあったとは思うが、それ以前の問題という気も
するので、(外寄りの枠&58kgも含め)今回は1度見てから…という扱いに。
もちろんしっかりと立て直されているのなら、頭まで可能性はあっていいはず。

△タイセイトレイル
前走は、勝ち馬には少し離された3着だが、道中でかなり脚を使う形だったし、
パフォーマンス自体は全く悪くない。目黒記念にしても、(ロスなく運ぶことが
重要になった中で)最内枠発走ながら外をぶん回してきた内容。度外視できる。
基本は持続方向で、適性的にはここにハマっていいタイプだし、内枠を活かした
競馬が出来るのなら、最後に浮上する可能性はあっても良さそう。



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