2020年10月15日木曜日

サウジアラビアロイヤルカップ回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 速い入り方から、溜め→加速という展開。
  • 一定の持久力&切れが問われた。

サウジアラビアRC結果

ステラヴェローチェ1.39.6 36.8 08-09
インフィナイト1.40.1 37.7 04-04
セイウンダイモス1.40.5 38.2 08-04
ジャンカズマ1.40.6 38.6 02-02
キングストンボーイ1.40.7 38.1 06-08

天候:雨 芝:不良
上り4F:50.8 3F:37.7
前半4F:48.8
12.4-11.2-12.0-13.2-13.1-12.4-12.0-13.3



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、(馬場を考えれば)前半が速く、(馬場を考えても)
道中は一旦落ち着いた展開。そこから勝負所でしっかりと加速しつつ→最後は
落ち込む形。

今回は、降り続いた雨の影響で馬場がかなり悪化。それを考慮すればスタートは
速い入り方をした扱いになり、当然一定の持久力は問われた。
その後は一旦落ち着いてから→大きく加速する展開で、適性的には切れ方向に。
リズムとして、このコースらしい形にはなった。

脚質的には、前半引っ張られての→緩急という部分で、差し馬優勢とは言えそう
だが、今回の場合は、ともかく馬場適性(&地力)が物を言った印象。

この先に向けても、上位の(適性込みの)力をまずは信頼しつつ、負けた馬の
巻き返しにも、当然注意はしておきたいところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ステラヴェローチェ
後方の外でじっくりと進めつつ、直線は大外からしっかりとした脚を使って→
一気に交わしての完勝。自身としては、デビュー戦と同じようなイーブンに近い
内容(前半である程度脚を使っての溜め→加速)で、位置取りだけが全く違う
…という形。その部分の鞍上の感覚は素晴らしかった。
とりあえずは、改めてのバゴ産駒の道悪適性…といったところだが、この馬の
場合はサイズ感があって、単にキビキビと脚を使う…という訳ではないので、
この先、距離延長しても対応は出来そうな雰囲気。
将来的な方向性(やはり持続寄りになるのかどうか…)はまだ分からないが、
面白そうな存在ではある。注目はしていきたい。



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