2011年10月5日水曜日

札幌2歳S回顧 2011


レース総括
■平均的な水準から、勝負所一気に加速する展開
■一定の持久力&切れが問われた


札幌2歳S結果
グランデッツァ1.50.8 36.4 02-03-03-02
ゴールドシップ1.50.9 35.6 13-12-12-10
マイネルロブスト1.50.9 35.9 10-09-09-04
ベストディール1.51.2 36.5 06-06-06-06
ヒーラ1.51.5 37.0 05-05-04-04

天候:曇 芝:稍重
上り4F:49.2 3F:36.6
前半1000m:61.6
12.3-11.8-12.3-12.6-12.6-12.6-12.7-11.6-12.3




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースで、道中は一旦落ち着く形ではあるが
極端に緩む場面のない流れになり、4コーナーで一気に加速する展開。

今回は、勝負所がギリギリまで我慢する形で、そこからの極端な加速から切れが
問われる展開だったことは事実だが、かと言って単純な上がり勝負という訳では
なくて、道中の水準などを見ても、平均レベルは十分クリアしている印象。

したがって、上位が三者三様のパフォーマンスだったので、それぞれの適性に
ついて細かく見る必要はあるが、とりあえず一定の地力の裏付けにはなりそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

グランデッツァ
好位から進めて、4角先頭からの押し切り…何の文句もないパフォーマンス。
タイプ的にゆったりした走り方をする馬だが、今回の加速にもしっかり対応して
いるというのは好感が持てるし、当然この先の期待は大きい。
とりあえず次は、もう少しスピードに偏った展開に対応できるかに注目したい。

ゴールドシップ
やや立ち遅れて後方から進め、直線では際立った脚を使った…という競馬だが、
内容的には道中でもしっかり差を詰めていて、単純に切れを発揮というよりも、
なかなかの持続力も示した格好。
現段階で来年のことまではさすがに分からないが、とりあえず暮れの阪神には
しっかりつながりそうな雰囲気はある。

マイネルロブスト
ある程度後方から、3~4コーナーで一気に捲くる…という競馬で、最後は少し
甘くなった印象はあるが、なかなかの持続力を示している内容。
タイプ的に、どちらかと言えばマイルの方を目指しそうな印象だが、そうなると
前半のスピードにどこまで対応できるか…という点にこの先注目したい感覚。


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