2011年10月15日土曜日

府中牝馬S展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.4-11.3-11.9-12.5-12.7-11.6-11.0-10.9-12.1
2009 12.6-10.8-11.2-11.6-11.9-11.9-11.2-11.5-11.9
2008 12.6-10.8-11.4-12.3-12.1-12.3-11.3-11.2-11.5
2007 12.8-10.9-11.4-12.2-12.0-11.8-11.2-11.2-11.9
2006 12.7-11.2-12.1-12.6-12.3-12.4-11.6-11.0-11.6
2005 12.8-11.7-11.9-12.3-12.0-12.1-11.1-11.3-11.5
2004 12.6-10.9-11.8-12.2-12.1-12.0-11.3-11.0-12.3
2003 11.7-10.9-10.6-11.3-11.8-12.2-12.4-12.7-13.0

過去8年の平均ラップタイム
12.53-11.06-11.54-12.13-12.11-12.04-11.39-11.35-11.98
1.46.11




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速い流れ、道中は一旦は
落ち着くものの極端には緩まない展開で、勝負所ではしっかり加速する形。

この舞台なので、勝負所での加速に対応できることはやはり必要だが、前半~
道中に関してもある程度のスピードでは流れるので、それを追い掛けて尚且つ
長い直線を伸び切るための、持続力を持っていることも重要だと言える。

脚質的には、開催2週目で馬場状態は良くても、過去の上位馬の挙動としては、
(ペース次第だが)前半を少しだけ受け流せるポジションから、速い上がりを
繰り出す形での好走が目立っている印象。


好走する条件
・切れ&(末脚の)持続力が必要


予想
とりあえずG3→G2の格上によって、メンバーはかなり揃った印象…。
このコースでトゥニーポートが大外、オウケンサクラも6枠に入り、どちらも
ある程度脚を使う形でポジションを取りに行く…ということになりそう。
そうなれば道中はともかく(馬場悪ければ特に)前半ある程度速くなる可能性が
ありそうで、引っ張られる展開からでもしっかりとした決め手を使えるタイプを
選びたいところ。

◎アパパネ
ヴィクトリアマイルや安田記念で、古馬マイルG1のスピードでも全く問題ない
ところを示したし、地力はもちろん、適性面でもこの舞台はかなり合いそう。
休み明けで終いをキッチリ伸び切れるか?という不安は少しあるが、さすがに
ここで下手な競馬はしないはず。

○レディアルバローザ
まずは単純に、前走から距離短縮という部分で前進が見込めるし、中山牝馬S~
ヴィクトリアマイルで示したスピード持続性能は当然ここにつながるはず。
この馬の場合、ここを逃すと次に活躍できる舞台というのがかなり難しく、推す
としたら今回…という感覚。

▲アニメイトバイオ
前走は道中締まった展開をしっかり浮上して地力を示しているし、この舞台へ
対する臨戦過程としてはかなり好感が持てる。
コーナーを回りながら加速していくタイプではないので、頭まで届くかは微妙な
ところだが、引っ張られる展開から長い直線を伸び切るという部分では、確実に
浮上はしてきそうな雰囲気。

注フミノイマージン
アパパネがいても普通に本命にしたいくらいだが、この馬の良さは純粋な持久力
&終いを伸び切るという部分なので、どちらかと言うと、ここのスピードレース
よりも本番の方がイメージは合う。
中間が長い所に向けての調教ならば、前半or勝負所で遅れをとる可能性もある。

△ブロードストリート
元々地力は上位の馬だし、長い直線を伸び切るという点でもここで嵌る可能性は
あるが、前半からあまりスピードで引っ張られ過ぎる展開は微妙。
ミドルペースくらいに落ち着いて、しっかり末脚が残る展開であれば。

△コロンバスサークル
前走の内容を考えると推したい気持ちはあるが、この馬はもう少し長くゆったり
した道中で純粋に持久力を活かしたいイメージで、この舞台ではスピードに偏り
過ぎ…という扱いになってしまうかも知れない。
馬場悪化で、絶対的なスピードが落ちることで間に合う可能性…くらい。

△イタリアンレッド
この夏は最終的に小倉記念の厳しい展開をしっかり浮上して、十分地力は示した
格好だが、福島牝馬S@新潟で浮上し切れなかったように、長い直線を伸び切る
というイメージとは少し異なる。
小回りとか、一瞬で勝敗が決するような舞台でこそ…という気がする。





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