2011年10月18日火曜日

デイリー杯2歳S回顧 2011


レース総括
■前半速く、道中は落ち着いて、上がりは一応最後まで止まらない展開
■一定の持久力&末脚(トップスピード)の持続力が問われた


デイリー杯2歳S結果
クラレント1.34.9 34.6 06-06
ダローネガ1.35.0 34.5 10-06
ゲンテン1.35.3 35.6 01-01
メイショウハガクレ1.35.4 35.6 02-02
マコトリヴァーサル1.35.6 35.6 04-04

天候:小雨 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.2
前半4F:47.2
12.1-10.9-11.5-12.7-12.5-11.4-12.0-11.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半速く、道中はしっかり緩む展開で、その後勝負所で
加速して、最後まである程度のスピードを維持しつつ、上がりは少し掛かる形。

今回は、前半でしっかり引っ張られる形だったので、一定の持久力は問われて、
さらに終いのラップの落ちない部分を伸び切るために、末脚の持続力を持って
いることも必要だったと言える。

また道中に関しては、かなり落ち着いたため、"溜めが効く"という性質も重要に
なったという雰囲気で、その意味で今回の場合、どちらかと言うとマイル以上の
距離に対する裏付けと捉えたいイメージ。
したがって、距離短縮や(道中が締まる)朝日杯に向けては、他のレースによる
適性の確認が必要になりそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

クラレント
中団から勝負所まではじっくり溜めた形だが、終いは伸び切ったという内容。
この馬の場合は、前走1400m戦の締まった展開でもしっかり浮上しているので、
適性面では、今回溜め→切れが使えたという点で収穫は大きい。
その2つを併せて考えれば、朝日杯でもある程度の期待はできそうな雰囲気で、
あとはもう少し無駄のない走りが出来るようになって欲しいところ。

ダローネガ
今回に関しては、やはり大きく出遅れたことが全てだが、その分道中~勝負所
ではかなり脚を使っていて、それでも最後まで止まらなかったという点で、その
持続力は当然評価すべき。
朝日杯に向けては、もう1つ上の道中に対する裏付けが欲しいところだが、この
馬の場合は(タイプ的に)普通にこなしてしまいそうにも思える。

ゲンテン
抑え切れず途中からハナに立つ競馬で、最後も一旦出られた相手を差し返した
地力は当然認められる。
ただし前回も今回も、道中で溜められる形だったので、締まった展開に対する
適性という点で、この先しっかりその裏付けを取りたい…という感覚。

メイショウハガクレ
2~3番手からの競馬で、勝負所~ラスト1Fまではしっかり主張できていた。
前走で締まった展開もこなしているし、今回しっかり溜めを効かせられたので、
次走が京王杯2歳Sなら、ある程度期待は持てそうな雰囲気。


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