2020年3月29日日曜日

マーチステークス展望(ラップ傾向&予想)2020 ※序列の変更はなし



まとめ
  • 前半ある程度速い流れから→後半も淀みのない展開になる。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎タイムフライヤー

過去のラップタイム

2019 12.7-11.4-12.9-12.9-12.6-12.1-12.4-12.3-13.0
2018 12.4-11.5-12.5-12.9-12.4-12.6-12.6-12.4-12.8
2017 12.7-11.7-12.2-12.1-12.0-12.7-12.3-12.5-13.8
2016 13.1-12.1-12.9-12.9-12.3-12.1-12.2-12.1-13.0
2015 12.5-11.4-12.5-13.2-12.3-12.6-12.7-12.5-13.0
2014 12.2-11.2-12.2-12.8-12.3-12.8-12.6-12.2-12.9
2013 12.6-11.2-12.7-13.0-12.4-12.5-12.4-12.3-13.5
2012 12.4-11.0-12.6-13.2-12.2-12.0-12.5-12.4-12.7
2011 12.5-10.5-13.1-12.5-13.0-12.3-12.1-11.7-12.3 阪神開催
2010 12.3-11.8-12.4-12.4-12.4-12.3-12.2-12.6-13.3

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.54-11.48-12.54-12.82-12.32-12.41-12.43-12.37-13.11
1.52.03




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半やや速く、その後道中~上がりまでほとんど一定の
スピードを刻み続ける展開で、ラスト1Fだけ落ちるという形。

とにかくここの特徴は、向こう正面がほとんど緩まないということで、かなりの
持続力が必要とされて、さらに前半の速さによって終いの部分では大体の馬の
脚が上がるため、相当な持久力が試されることになる。

脚質的には、やはりダートなので結果的にはある程度好位も残るが、ペース次第
では前の馬が完全に潰れることもあり得るので、多少受け流すくらいの馬の方が
安心といったところ。(場合によっては後方一気まで考慮したい)


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


~追記~
枠順が変更となり、ピックアップした馬の中ではワイルドカードが12番→1番、
ローズプリンスダムが5番→10番に。とりあえず、大きく変わったと言えそう
なのはこの2頭で、他は(奇跡的に)全く変わらず~2つズレた程度。

上記2頭の立場が逆だったなら、もしかしたらそれらの序列を変更したかも知れ
ないが、とりあえず今回の条件であれば、そのままにしておきたい。
(※「脚抜きのいい~」という文脈だけ少し変更)

◎タイムフライヤー
フェブラリーSは、前掛かりな展開にある程度つき合いつつ、直線も見せ場を
作って→好位から唯一粘り込んだ強い競馬。
内容的には、距離延長にピッタリつながる形ではないものの、元々は中距離の
馬ではあるし、この手の小回り一貫という舞台にはハマりそうなタイプ。
今回ミナリクJがどのような競馬をするか?というのはあるが、前半やり過ぎる
ことさえなければ、平均的に脚を使って→押し通せてもいいはず。期待したい。

○スワーヴアラミス
ある程度ゆったりとした走りをするタイプ的には、本来"耐える"方向に特化した
ここがベストという訳ではないだろうが、(芝レースを除いた)この6戦は常に
見どころのある内容になっていて、パフォーマンス的にも十分。やはり上位。
ここ2走はスタートが改善されて、番手からの競馬になっているが、今回は少し
受け流すくらいの方がいいので、それが出来れば…といったところ。
その気になれば自在性はある馬。当然頭まで考えたい。

▲ローズプリンスダム
耐えるという方向性で、最後(おそらくシンボリクリスエス由来の)惰性力を
発揮する形でこそ、良さが出るタイプ。
実際に、前走のような後半上げる形よりも、師走Sやラジオ日本賞のような、
後半右肩下がりの展開の方がパフォーマンスは高くなっていて、このレースに
はまる可能性はあって良さそう。展開次第では一発まで。

注ワイルドカード
上がり勝負で2連勝。それだけを考えると、この舞台に対しては方向性として
どうか?ということになるが、若い頃は厳しい展開でもしっかり出来ていた馬
だし、単純なパフォーマンス比較では普通に上位。
枠が最内になり、控える選択肢は取りづらくなった&詰まるリスクも増したが、
相手にはやはり考えておきたい。

△クリンチャー
前走は、前半の速い流れで、位置取り的には恵まれた格好だが、初ダートで、
周りとは斤量に差があった中でしっかり浮上しての2着。
阪神ダ2000mは芝からの馬が活躍しやすい舞台ではあるため、今回こそが試金石
にはなるし、馬場も(乾いているようであれば)プラスとは言えなくなったが、
元々の地力で何とかする可能性はもちろんありそう。注目はしたい。

△サンマルデューク
昨年ここでは5着。その時の道中~上がりの内容を考えれば上位に扱える。
(数字上はスワーヴアラミスのポルックスSの内容とほぼピッタリ重なる…)
前走は、久々で58kgを背負い、立ち遅れて後方から。展開的にも落ち着いた
流れからの→ロングスパートという形で、それを追い掛けて道中で脚を使い
→不発。仕方がない。ここは斤量も軽くなるし、巻き返す可能性は考えたい。

△メイショウワザシ
師走Sは、途中は少し受け流したものの、前半~道中をかなり高い水準で進め
つつ→粘り込んだ3着。その地力は当然認められる。
そこからは斤量も加算されているし、今回はリアンヴェリテなどもいて、また
厳しくなり過ぎる可能性もあるので、評価としては控えめにしたいが、ある程度
残る可能性はやはり考えたい存在。



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