- 前半~道中が高い水準で流れて、後半は長い脚を使う展開。
- 高い持久力&持続力が問われた。
エリザベス女王杯結果
| 1 | レガレイラ | 2.11.0 | 34.2 | 09-10-10-08 |
| 2 | パラディレーヌ | 2.11.3 | 34.7 | 07-06-06-05 |
| 3 | ライラック | 2.11.4 | 34.2 | 15-15-16-16 |
| 4 | リンクスティップ | 2.11.4 | 35.0 | 06-04-04-03 |
| 5 | ココナッツブラウン | 2.11.5 | 34.6 | 11-12-12-12 |
天候:晴 芝:良
上り4F:46.7 3F:34.9
前半1000m:59.9
12.8-10.7-11.9-12.3-12.2-12.1-12.3-11.8-11.6-11.6-11.7
レースラップ分析&雑感
ラップタイムを見ると、前半からある程度速くなり、道中も淀みなく高い水準で流れた展開。そこから後半は早めの仕掛けから→最後まで落とさない形。
今回は、どこか部分的に…とかではなく、レース全体として平均よりも少しずつ速い流れが続いて、それが積み重なって→厳しい展開となったイメージ。
後半部分では、このコースらしく長い脚を使う格好になっていて、結局はしっかりと息が入る場面がなく、適性的には高い持久力&持続力が問われた。
脚質的には、この展開の中で積極的な競馬をした馬には厳しくなったはずだし、基本は差し馬が優勢になった雰囲気。(どちらにしても地力があってこそだが)
この先に向けては、上位のパフォーマンスも単純に高くなっているし、それらの力を素直に認めつつ、活躍に期待しておきたいところ。
各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察
レガレイラ
じっくりと進めつつ、3コーナーの坂はゆっくり下って→直線でしっかりと脚を伸ばしての勝利。全く危なげなく…という内容で、人馬ともに完璧!というレースだった。
前走に引き続き、数字的にも十分に高いパフォーマンスになっているし、4歳秋を迎えて完成された感がある。前半から(自身が)もっと脚を使わされる形でどうか?という懸念は一応まだ残っているが、それはそもそも宝塚記念くらいの話だし、次戦の有馬記念で改めて力を示す…という可能性も十分にありそう。しっかりと注目しておきたい。
パラディレーヌ
ある程度流れに乗りつつ&ロスなく進めて、直線は早め先頭から→しっかりと粘っての2着。完璧な内容の相手には交わされたが、この内容で他を抑え込んだのは地力だし、当然しっかりと評価しておきたい。
現段階でこれだけ出来るなら…というところで、この先も当然楽しみにはなるし、大いに注目はしていきたいところ。
リンクスティップ
ある程度流れに乗って、1000m通過の前後から少し押し上げつつ、後半は正攻法の競馬をした格好。直線は少し苦しくなった雰囲気もあったが、最後までシブとく脚を伸ばしていたし、展開に逆行している部分もあった中で、力は十分に示した。
個人的には、リスグラシューに近いようなイメージがあり、1つポジションを下げて&完成後に力強い脚を使えるようになったら面白そうな気もする。じっくりと観察したい。


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